本日は京都大学のトレーニングでした、



緊急事態宣言の影響により体育館でのトレーニングが不可能なうえ大学からの指示により対人(ボールを奪い合う)プレーは一切禁止。

3時間のトレーニングを対人プレー禁止で行うのはなかなか難しく、ほとんどがパストレーニングやシュート練習のみ。

こういったトレーニングをする時、伸びていく選手かそうでない選手がはっきりと見えます。

幸いにも京都大学フットサル部はキャプテンのトモキを中心に新入生も意識が高く良い練習ができています。

フットサルに限らずですが単純作業や基本練習をナメないでいかに質高く相違工夫して、実戦に近いようなイメージで取り組む選手とそうでない選手では成長スピードに大きな差が出ます。

どれだけデザインされた戦術を取り入れても強くならないチームは強くならないし上手くなりにくい選手はなりにくい。
強いチームや上手い選手に基礎ができていない事はない。
基礎練習や単純作業は全てにおいて土台で、この土台がしっかりあった上で初めて個人の発想力や、グループ戦術、チーム戦術があります。

今日も部員たちに伝えたのは「自分を上手くさせるのはあくまで自分であって他人ではない」ということ。

自分が本気で上手くなりたいと心から思える事が出来れば真摯に取り組むだろうし、たとえ対人がない時期だったとしても質高く取り組めるだろうし。
そうでなければいくらデザインされたトレーニングでも環境でも効果は低いよと。

重要なのは①実戦に極力近付けること②創意工夫をして取り組むこと。
③モチベーションをしっかり作る事④心を開いて受け入れる態勢を自ら作ること。
この4つを徹底的にやってほしい。

部員が練習後に「瞬時に判断力をつける何かいいトレーニングはありますか?」と聞いてきたので伝えておきました。

その調子でどんどんハイスピードで上手くなっていってね。
さて、これからまた大阪に戻ります。